働き方

働く女性の1日に占める“仕事占領度”は何パーセント?

投稿日:2015年3月11日 / by

働く女性の気になる仕事占領度は?

働く女性の仕事占領度は66.2%。女性の社会進出が加速する中、働く女性にとって、1日に内のどれくらいを「仕事」占めているのか。強くは意識していなくても気になる調査結果が公開された。イーマインターナショナル(株)が、20代~40代の働く女性300人を対象に調査した。

イーマインターナショナル調べ(http://www.sbsgrace.com/column/health/health06.html )

イーマインターナショナル調べ(http://www.sbsgrace.com/column/health/health06.html )

仕事がある日、1日の中で働く女性が「仕事」と「プライベート」を占める割合については、「仕事」が66.2%、「プライベート」が33.8%となった。20代、30代、40代の年代別でも、その割合にほとんど差はなかった。この結果からは、仕事占領度がやや多く感じられるものの、妥当な印象は受ける。

ストレスが、仕事に悪影響を与えたことについては46.7%が「ある」と回答した。これは、仕事がある日の仕事占領度が7割近いことを考えれば、当然といえる結果といえるだろう。その結果、どんなことになったかについても調査している。

「イライラして感情的になり、上司とうまくいかなくなって、勢いで会社を辞めてしまった」(35歳/女性)という人もいれば、「些細なことでイライラして同僚にきつく当たってしまった」(28歳/女性)、「能率が上がらず、その日の仕事が終わらなかった」(29歳/女性)というありがちな人、そして「病気になり会社に行けなくなった」(47歳/女性)というもいた。

働く女性のストレス回避法

ストレス解消の仕方については「食べる」(54.3%)、「寝る」(52.3%)、「ショッピング」(31%)がトップ3。この3つはストレス解消御三家といっていいだろう。

今後、働く人の割合に女性が増えていけば、同時にストレスも増加する–この結果はそれを示唆しているといえる。原因の多くが「仕事に関すること」や「職場における人間関係」であることを考えれば、何とかうまく解消してもらいが、簡単なようで難しい。少なくともこれまでの男性社会ではうまくできずに、ストレスチェック義務化という事態にまでなっている。

そもそも、仕事がある日に仕事が占める割合が約7割という部分から改善して欲しいものだが、せめて休みの日だけはキッチリと切り替えができていることに期待したい。時間より成果、在宅勤務…など、政府は働き方の改革を推進している。その方向性が本当に正しいのかはともかく、女性の社会進出とストレスが比例することがないよう、個人も各企業も粘り強く試行錯誤を続ける必要はありそうだ。

 

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