働き方

給与や待遇に不満を感じたときに絶対にしてはいけない5つの行動

投稿日:2016年10月4日 / by

自暴自棄になるとついやりがちな愚行

「こんな会社辞めてやる!」。懸命に頑張った節目のタイミングで、何の評価も得られなかった時、思わず叫びたくなるこの言葉。評価されるために働いているわけではないとしても、頑張った報いがないのは本当に空しくなりますよね。
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(株)まる出版(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋 淳二)が、ネットリサーチ会社を通じ、20代~50代のビジネスパーソン310人(男性155人、女性155人)に「職場で抱えている悩みに関する調査」を行った結果も、1位は「給与や待遇に対する不満」(56.1%)。2位の「上司、部下、同僚など、対人関係の悩み」(38.4%)、3位「会社の将来性に対する不安」(38.1%)を大きく引き離しています。本当にやるせないですよね。

でも、ヤケになってはいけません。評価というのは、あくまで一つの側面でしかないのですから…。たまたまもっと頑張った人がいたのか、評価軸とは少しずれた活躍だったのか、期待が大きすぎて評価者のメガネには適わなかっただけかももしれません。だからこそ、次を見据えれば、してはいけないことがあります。“地雷”があるのです。ここでは5つの地雷を公開しますので、踏まないよう十分注意してください。

1:愚痴る

最もやりがちなことですよね。「それくらいいじゃない」という人もいるでしょう。百歩譲って、その日一日だけは心の許せるに同僚に限定してカマしてください。でも、それで終わり。以降は、絶対に愚痴ってはいけません。愚痴ることは、気持ちをスッキリさせているようで、実は心身をネガティブにしていくのです。マイナスのことを口にすることは心をネガティブにします。行動を後退させます。あなたにはそんな時間はないハズです。次こそ、正当な評価を勝ち取って飛躍するワケですから、行動をマイナスにするようなことは慎みましょう。

2:会社の責任にする

「会社の目は節穴だな」。そうやって、頑張りが報われなかったことを会社の責任するのは、非常に性質が悪いと断言します。なぜなら、結果を素直に受け入れられない人間に成長はないからです。本当に節穴だとしても、なぜそんな評価になったのかを自己分析できなければ、成長するための要素を見出せません。なんとしても原因を探し当てる。ストレートに評価者に聞いたっていいでしょう。ある程度のことは教えてくれるはずです。その上で、見つけた課題を克服すれば、着実に前進します。

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3:腐る

評価を不服に思った時、やる気を失うのは弱者と言わざる得ません。頑張っても報われない。そう思うと気力がわき上がってこない、というのは仕方がないかもしれません。しかし、腐っても何の前進もありません。愚痴が酒席での言葉のストレス発散だとすれば、腐るというのは職場で行動によって不満をあらわにする行為。愚か過ぎます。そんな人間が評価され、やがて上に立つ人間と思われるでしょうか。腐ることはつまり、不当な評価を自ら正当にしてしまう行為にほかならないなのです。

4:人の足を引っ張る

これは最悪な行動です。自分の評価が悪かった腹いせに、チームのメンバーに非協力的になる。一体何の得になるのでしょう。あなた自身はもちろん、同僚も、そして会社にとってもマイナスしかありません。腐る、が自分への負の行為だとすれば、足を引っ張るのは他者への負の行為。あまりに性質が悪く、あなたの評判を地に落としかねない愚行です。職場での居場所をなくすことにもなりかねません…。

5:転職先を探す

実際に転職するというより、あくまで探す段階の話です。「いいじゃないか」と思われそうですが、絶対に踏みとどまってください。自己評価かもしれませんが、あなたは会社の高い評価を受けたかもしれない活躍をした人材です。本気になれば転職などたやすいかもしれません。しかし、ちょっと評価が不当と感じただけで他所を探すようでは、同じ過ちを繰り返す可能性は高いでしょう。なにより、転職するなら、不当評価の悔しさを晴らした後でも全然遅くないハズです。

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